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子宮頸がんワクチンの副反応について

先日、一部のマスコミ報道において、子宮頸がんワクチンの副反応として失神者が多発しているとの記事が
ございました。

また、この記事をお読みになった方より、私の元へ心配の声が寄せられております。

失神を含む、予防接種後の副反応については、日本小児科学会予防接種感染対策委員会が、以下の内容の
声明を公表しております。

海外では有害事象として、10歳以上の年齢層で予防接種機会が増加しているのに伴い失神の報告が
増えているので、日本でもこの年齢層に接種する場合には、失神に注意しながら接種する必要がある。
我が国においても、これらの年齢層に接種する2価ヒトパピローマウイルスワクチン(サーバリックス)、
2期のDTワクチン、2期の日本脳炎ワクチン、3、4期のMRワクチン、インフルエンザワクチン等の接種に
あたっては、予防接種後の失神に注意しながら接種を進める必要がある。
注意すべき対象としては、10歳以上、注射への恐怖心が強い人、起立性調節障害(体位性頻脈症候群
も含む)を有する人があげられる。
米国ACIP(予防接種諮問委員会)は、接種後15分は椅子に腰掛けるか、体を横たえる。また、接種に際し、
出来る限り不安の除去や疼痛対策を行うよう勧告している。接種後30分は座って体調の変化を観察してから、
帰宅することが望ましいと考える。

私は、ワクチン接種が子宮頸がん発症リスクを軽減する有力な方法であることから、子宮頸がん
予防ワクチンの接種を希望する方であれば、全員が接種できるような施策が進められるよう、
働きかけを行ってまいりました。

子宮頸がんワクチン接種後の副反応については、日本小児科学会の声明にもあります通り、
インフルエンザワクチン等を含む、すべてのワクチンに共通してみられる副反応であり、接種
についての正しい知識の普及と皆さんの理解を通じて克服していくべき問題だと考えています。

子宮頸がん予防ワクチンの接種を考えておられる皆様には、ぜひこのことをご理解頂きたいと思います。